07/12/02

祭囃子〜記憶の隅に〜 あとがき


こんばんは、PQです。ついに12月になりましたね。

 冬休みは『一日一話更新』予定ですが、最近不調なので二日に一話とかになるかもしれませんが、相当な速度で更新予定です。まぁ、2007年度の冬休み以降にこのあとがきを読んだ方にとっては一切合切関係のない話ですがね(苦笑)

 さて、『祭囃子〜記憶の隅に〜』の完結です。もともと、一話完結の予定でしたが、内容が濃くなってしまい一話が短めの四話構成となってしまいました。それでもなお内容が薄めな気がするのは自分の腕が未熟なだけです。すいません。

 因みに全四話の合計文字数を文字数チェッカーで調べてみたら『5689文字(改行は二文字として計算)』で400字の原稿用事にびっしり書いておよそ15枚になる計算なので結構書いたんだなと少し感心してみたり……

 このネタを思いついたのはとある獣化小説サイト様のハロウィンネタの小説を読んでからでして、『神が舞い降りてきた』かのように思いついていきました。『人間が動物になる』とか『動物が人間になる』とかいうシチュエーションが苦手な方は地雷ですいませんでした。そして、『まつり』が『狛犬』だったことに萎えてしまった方もすいません。

 謝ってばかりですね。すいません。もう少し、内容に触れておきますかね。物と会話が出来る少年『森本 祐樹』と実は狛犬の少女『林 まつり』の淡い恋の物語のつもりだったのですが、そこに関しては過去の話を含み内容が薄かったのですが、伏線(フラグ)を色々立てて最後には全部回収をしたつもりですが、仕切ってるのか微妙だったり……

 一つ目は、本堂に人だかりが出来ていて「狛犬が消えた」というシーンですね。さり気無かったけれど実は結構重要な一言だったかなと思います。

 二つ目は、神社が祐樹の生まれたときに出来た。という一文。同時に狛犬が置かれたとしたら、人間に化けた狛犬(=まつり)は同い年くらいになるはずという計算。まつり登場時に『同い年くらいの少女』と述べられていたのでさほど意味がなかったかなと……

 三つ目は人間に化けているまつりは祐樹の事を知っていたけれども、まつりが人間に化けている事を知らない祐樹は知らなかったというシーン。何気なく伏線のつもりです。

 そして、まつりの口にはチョコがついていたのを祐樹は黙っていたり、屋台で買ったブレスレット、後、バイクとの接触を防ぐために祐樹がまつりを押し倒すのも祐樹が狛犬姿のまつりを見てもわかるようにという伏線という……

 何だか、伏線ばっかりの小説だったり……何気なくウエストポーチが祐樹のサポート役に回っていたと思います。

 こんな、『祭囃子〜記憶の隅に〜』も12月の祭りに合わせるかのように完結しました。このキャラクターは少し気に入っているのでクリスマスの読みきり小説にも登場させる予定です。

 地元には12月に祭りを行うところはないのですが、皆さんの地元にはありますかね? もし良かったら紹介していただけるとありがたかったり(もしかしたら、行くかもしれません)

 では、そろそろ失礼します。

2007/12/1 23:23 PQ

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